ChatGPTとClaude DesktopのMCP設定に違いはありますか?
ChatGPTとClaude (Desktop)において、同様の生成AIによるチャットサービスではありますが、近時注目されているMCPの設定についてMCPクライアントの所在による違いがあります。

MCPクライアントの所在の違い
最大の違いはMCPクライアントがどこで動くかです。
Claude DesktopはMCPクライアントがPC上で動作します。そのため、同じPC内のMCPサーバーとSTDIO(プロセス間通信)で直接やり取りできます。インターネットを経由しません。
ChatGPTのMCPクライアントはOpenAIのサーバー上で動作します。ChatGPT Desktopをインストールしても同じで、見た目はデスクトップアプリでも中身はWeb版と同じ構造です。OpenAIのサーバーからユーザーのPC内には物理的に到達できないため、インターネット上に公開されたHTTPSエンドポイントが必須になります。
MCPサーバーの設置位置の違い
MCPクライアントの所在が決まると、MCPサーバーをどこに置けるかが決まります。
Claude Desktopはローカル(PC上)にMCPサーバーを置けます。index.jsをPC上で動かすだけで完結します。
他方、ChatGPTはVercelやCloud RunなどクラウドにMCPサーバーを公開する必要があります。
双方のメリット・デメリット
Claude Desktop+ローカルMCPの場合
MCPサーバがインターネットに出ないという最も強いセキュリティモデルを持っています。構築コストはほぼゼロで、PC上でMCPサーバーを動かすだけです。ただしフロントエンドがClaude Desktopに固定され、スマートフォンからの操作には向きません
ChatGPT+リモートMCPの場合
スマートフォンを含むあらゆるデバイスから同じMCPサーバーにアクセスできます。MCPはオープン標準のため、同じサーバーをClaude以外のLLMでも使い回せる拡張性があります。一方でVercelなどのホスティング費用が発生し、OAuth認証の実装が必要になるため構築コストが高くなります。