Ollamaとは何ですか?
Ollamaとは?
Ollamaは、アメリカのスタートアップ「Ollama, Inc.」(ollama.com)が2023年に公開した、無料のオープンソースアプリケーションです。リリースからわずか3か月で利用者数が46%増加し、AI・機械学習の世界で長年使われてきた有名フレームワーク「PyTorch」よりも多くのGitHubスターを獲得するほど、急速に普及しました。
「オープンソース」とは、プログラムの設計図(ソースコード)が全世界に向けて公開されているという意味です。誰でも中身を読み、検証し、問題があれば指摘できます。これはChatGPTやGeminiのような商用AIサービスが内部の仕組みを非公開にしているのとは対照的で、むしろ「中身が見えないブラックボックス」のソフトウェアより透明性が高いとも言えます。
Ollamaのソースコードは下記のGitHubリポジトリで公開されており、世界中のエンジニアが日々内容を確認・改善に貢献しています:

Ollamのメリットとは?
Ollamaを使うことの最大のメリットは、「情報を外に出さずにAIを使える」という点です。ChatGPTやGeminiなどのクラウド型AIは、入力した文章がサービス会社のサーバーに送信されます。一方、Ollamaはすべての処理が自分のPC内で完結するため、どれだけ機密性の高い情報をAIに読み込ませても、外部に漏れる経路がありません。
具体的なメリットを整理すると、以下のとおりです。
① 情報漏洩リスクが低下する
顧客情報、契約書、社内資料などをAIに読み込ませても、その内容は自分のPC外に出ません。クラウド型AIへの入力に不安を感じているビジネスパーソンや士業にとって、特に大きな安心材料となります。
② 完全無料で使い続けられる
Ollamaアプリ自体の利用料はなく、モデル(AI本体)も無料で公開されているものを使います。ChatGPTのような月額料金や、使うたびにかかるAPI従量課金が一切発生しません。かかるコストは電気代のみです。
③ インターネット不要で動く
モデルを一度ダウンロードしてしまえば、以後はオフライン環境でも動作します。通信環境が不安定な場所でも使えるほか、「社内ネットワークから外部接続を禁止している」という企業のポリシーにも対応できます。
④ 導入・操作が簡単
かつてローカルLLMを動かすには、専門的なプログラミング知識が必要でした。Ollamaはその複雑な設定を自動で行ってくれるため、コマンド一つでAIを起動でき、現在はChatGPTに近い見た目のGUI(グラフィカルな操作画面)も提供されています。