Q.

AIで無断で作った有名人のフェイク動画、法的にどんな罪になる?

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生成AI一般肖像権(民法)その他法令
A.

結論:民事上及び刑事上の違反となる可能性が高い行為です

① 刑事上の責任

刑法上は、個人の人格を毀損する罪として、名誉毀損罪や、侮辱罪が挙げられます。コンテンツ内容によっては、著作権法違反(刑事罰)やわいせつ関係の刑事罰等に抵触することも考えられます。近時は公職選挙法上の違反の可能性も指摘されるところです。

② 民事上の責任

民事上は、個人の人格を毀損したことを理由に、損害賠償請求や、著作権法上の請求(差止請求など)に発展します。

③ 刑事と民事の責任は両立する

このようにディープフェイクによる他者の権利の侵害は、刑事上の責任と民事上の責任は両立するものであり、刑事罰に加えて、民事上の損害賠償責任を問われるなど様々な方面において重い責任を負うこととなります。

他者の肖像などを素材としてAI動画などの制作にあたる場合は、肖像利用について承諾書を得たり、公開する場合は事前確認を設けるなど慎重な人権への配慮が必要です。

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